外国為替の錬金術 >> FXにおけるファンダメンタル分析

FXにおけるファンダメンタル分析

FXをはじめとする外国為替の取引を行なう際の重要な手がかりの1つに「ファンダメンタル分析」があります。

ファンダメンタル分析とは、簡単に言えば「ニュースや新聞、専門情報誌、インターネット、その他各種データから世界の経済情勢を分析し、為替の動きを読み取り予測する」一連の作業を意味する言葉です。

見てお分かりの通り、ファンダメンタル分析は「通貨の価値には、その国の経済状況や社会的状況が反映される」という考え方によって成り立っている分析方法で、特に長期的な売買の見通しを立てる際には大変役立ちます。

ところで、ファンダメンタル分析を行なう際の指標としては「失業率」「国内総生産(GDP)」「貿易収支」「住宅着工件数」「消費者物価指数」の5つのポイントが挙げられます。

1つ目の「失業率」とは「その国の労働者人口に対する失業者人口の割合」によって求められるものですが「働く意思があるのにも関わらず仕事に就くことができない」人を「失業者」と定義しているため「無職ではあるが仕事を探していない人」は含まれません。

したがって「失業率」を調べることで、その国の純粋な経済状況が推測できるというわけです。

2つ目の「国内総生産(GDP)」とは「一定期間のうちにその国で生み出された生産物やサービス等の金額の総額」を意味する言葉です。

原則として「市場で取引された商品やサービス」のみが対象となり、家事やボランティアなどは含まれず、これもその国の経済状況の度合いを示す大きな目安として一般的に知られています。

3つ目の「貿易収支」とは「一定期間のうちにその国で行なわれた体外経済取引を記録した統計」をさす言葉です。

日本においては財務省・日本銀行によって作成と公表がされています。

4つ目の「住宅着工件数」とは「一定期間のうちにその国で建築された新築住宅の戸数を示す統計」のことです。

その国の経済状況のみでなく、個人消費の動向をはかる目安としても役立ちます。

最後の「消費者物価指数」とは「消費者が実際に購入を行なう段階における商品の小売価格(物価)の変動を示す指数」を意味する言葉です。

インフレーション及びデフレーションの動向を見る際にはもっとも一般的に用いられる指標として知られています。