外国為替市場とは?
外国為替相場と同様に、ニュースなどでよく見聞きする言葉に「外国為替市場」というものがありますね。
外国為替市場とは「各国の通貨を交換する場」のことをいいます。
といっても外国為替市場の場合、株式のように「取引所」があってそこで直接取引が行なわれるわけではありません。
外国為替市場という特定の建物や場所も存在しません。
電話や通信ネットワークを介し、銀行や証券会社の間で一対一の相対取引が行なわれるのが外国為替の特徴であり、この「外国為替ならではの取引」を総称して「外国為替市場」と呼んでいるというわけです。
なお、この外国為替市場は、株式などで行なわれる「取引所取引」と区別する意味で「テレフォン・マーケット」もしくは「スクリーン・マーケット」などと呼ばれることもあります。
外国為替市場の仕組みについても解説しておきましょう。
例えば、世界でも有数の巨大市場といわれている「東京外国為替市場」の場合、中央銀行(日本銀行)と都市銀行、信託銀行、外国銀行など約300にもおよぶ金融機関とブローカー数社で成り立っています。
また、広義で言うところの「東京外国為替市場」の場合には、ここへさらに商社や保険会社、メーカー及び事業所なども含められます。
国内のみの取引にとどまらず、外国の市場とも取引が行なわれており、各社それぞれが海外支社と連絡を取り合って取引が進められます。
ところで、外国為替市場では、株式市場や債券市場の影響が顕著に表れることが珍しくありません。
少し前にアメリカで某ローン問題が発生した際、アメリカの株式市場は大暴落に陥ったのは記憶に新しいところではないでしょうか。
日本の外国為替市場でも、その影響を大体的に受けることとなり、急速的に円高化が進んでいったのは、皆さんもおそらくご存知だと思います。
このように、外国為替市場は他の金融取引市場の影響、もっと言ってしまえば世界情勢の影響を大きく受けるものであり、そこに外国為替取引の面白さがあるともいえますね。