外国為替相場とは?
外国為替相場とは、簡単に言えば「異なる国の通貨を交換する時の交換比率」のことを意味し「レート」とも呼ばれています。
テレビでニュース番組を見ていても、途中で画面が切り替わって「1ドル=107.83円、1ユーロ=166.65円……」などとアナウンサーが読み上げているのを耳にしたことがありますよね。
それが、リアルタイムの外国為替相場というわけです。
ところで、外国為替相場にもいろいろな種類が存在します。
例えば、個人が金融機関へ足を運んで「トラベラーズチェック」を発行してもらう際の外国為替相場や、現金交換をする際の外国為替相場、金融機関同士で取引をする際の外国為替相場……など、さまざまなところで外国為替相場は関わっているのです。
一般的によく使われ、また外国為替取引の際にも関わってくる「外国為替相場」とは「金融機関同士で取引をする際の外国為替相場」であると考えて問題ありません。
この外国為替相場は、日本国内の経済とも深い関わりをもっており、一般的に「国内の景気が拡大」すると「その国の通貨の価値は上がる」といわれています。
例えば、日本国内の景気に大きな変化がなく、アメリカの景気が拡大してきたと仮定してみましょう。
すると、アメリカでは景気拡大によって金利の上昇が起こり、日本でもアメリカの金利商品を購入したいという人が増えてくることになります。
つまり「円を売ってドルを買う」人が増えてくるというわけですね。
以上は「経済が外国為替相場に与える影響」でしたが、今度は反対に「外国為替相場が経済に与える影響」について見てみましょう。
一般的に「自国通貨の上昇(日本でいうところの円高)は不況につながりやすい」といわれています。
特に輸出の分野に関しては、自国通貨での手取りが減少することになりますから、それを補うための手段として価格の引き上げが行なわれます。
しかし「価格の引き上げを行なう」ということは、同時に「価格競争力の低下」を招くことでもあり、それがやがては業界全体に影響が及び、不況につながるというわけです。
なお、輸出国家であろうが輸入国家であろうが、この「外国為替相場と経済の影響」はさほど変わりません。
あなたも外国為替相場のニュースに耳を傾けてみることで、これからの世の中の動きが敏感に察知できるようになるかもしれませんね。