円安・円高って何だ?
外国為替に関連したニュースでよく耳にする「円安」「円高」という言葉、実のところよく分かっていないという方も、案外多いのではないでしょうか?
簡単に説明すると「円安」とは「円の価値が下がること」をいい「円高」とは「円の価値が上がること」をいいます。
例えば「1ドル=107円」だったものが「1ドル=105円」に下がれば「円高」であり、反対に「1ドル=110円」に上がれば「円安」になります。
ここで「あれっ?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。
「円が下がったのだから円安じゃないの?」「円が上がれば円高でしょう?」と思ったあなたのために、もっと分かりやすく解説をしましょう。
まず「1ドル=107円」ということは「107円で1ドルを買う」ということです。
それが「1ドル=105円」になれば「今までよりも2円安い105円で1ドルが買える」ということ、つまり「ドルが安くなった」もっと分かりやすくいえば「(ドルに対する)円の価値が高くなった」ということになるのです。
そうなれば当然「1ドル=110円」に上がった時には「今までよりも多く円を払わなければドルが買えない」ということになり「ドルが高くなった」「(ドルに対する)円の価値が低くなった」ということになりますよね。
このように「円安」「円高」という言葉は、値段の問題として考えるのではなく「円の価値が下がる」「円の価値が上がる」という視点から解釈すると、分かりやすいですよね。
ところで、なぜ「円安」「円高」という状況が起こるのでしょうか。
一般的に「その国のお金が不足してくると、通貨の価値が下がる(日本でいえば円高になる)」といわれています。
例えば「物の値段(物価)」には「供給が多ければ多いほど安くなり」反対に「供給が減れば減るほど高くなる」という性質があります。
スーパーなどへ買い物に行っても、その時期に珍しい野菜や魚介類は高くなり、反対に多く集荷されている旬の野菜や魚介類は安くなっているものですよね。
通貨にも同じ原理が当てはまり、その国で「お金が足りなければ貨幣価値は上がり」反対に「お金があり余っていれば貨幣価値は下がる」方向へと進んでいくわけです。
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